当ホームページを見てのご依頼です。
運転中の日光や紫外線が気になり検索したところ、当店で取り扱いしている断熱タイプのウィンドウフィルムに興味を持たれ、お電話頂きました。
紫外線は99.9%カットできることや、赤外線のカット率も高いフィルムを説明させていただきました。
今回は、透過率の関係と、とにかく紫外線と赤外線が気になるとの事で、フロントガラスには3Mのピュアカット89を。
運転席と助手席のサイドガラスには3Mのクリスタリン90を施工しました。
クリスタリン90の方が、赤外線のカット率が高く、透明度も高いのですが、フロントガラスには貼ってはいけないルールがありますので、サイドガラスにのみクリスタリン90を施工します。
フロントガラスは縦に長く、見た目より湾曲があります。
このフロントガラスの湾曲に合わせてドライで熱整形していきます。
フィルムは車内側に貼り付けするので、車内は施工液で汚れないように養生します。
このように養生シートで覆い、ガラス下部にたれた施工液が車内に流れていかないように、V字のゴムモールと、吸水タオルを上において、完全に養生します。
施工後の写真を撮り忘れましたが、フロントガラスの可視光線率は断熱フィルム貼り付け後で77%。
サイドガラスのクリスタリン90を貼り付けた部分の可視光線透過率は72%と、車検にも問題が無いです。
これから暑い夏がやってきます。
自分の車は純正でUVカットガラスなのに日焼けするんだよなぁ。
そんな声をよく耳にします。
各自動車メーカーは、UVカット率などをホームページで公開しています。
それを見ると、フロンとガラスのUVカット率は99%がほとんどですが、サイドガラスのUVカット率は、90%程度が多いです。
そのたった10%の所で、腕が日焼けしたりしているようです。
マツダ自動車は、UVのカット率のほかに、赤外線のカット率も公開しています。
たとえばマツダデミオを例にすると。
ガラス呼称/色調 | 可視光線カット率 | 熱線カット率 | 紫外線カット率 | ||
フロントガラス | 熱線吸収グリーンガラス(合わせガラス) | 約20% | 約45% | 約100% | |
サイドドアガラス | フロント | UVカット&グリーンガラス | 約28% | 約54% | 約90% |
スーパーUVカット&グリーンガラス | 約28% | 約54% | 約99% | ||
リア | UVカット&グリーンガラス | 約28% | 約54% | 約90% | |
ダークティンテッドガラス | 約80% | 約81% | 約93% | ||
リアガラス | UVカット&グリーンガラス | 約26% | 約50% | 約88% | |
ダークティンテッドガラス | 約74% | 約76% | 約91% |
となっております。
熱線吸収ガラスだとしても、熱線カット率は45%程度です。
オートフィルムのピュアカット89だと、波長域780nm~2,500nmで76%・※波長域1,500nm~2,200nmで95%も赤外線をカットしますので、暑さを和らぐことができるのです。
この断熱フィルムを施工する方は、当店の場合で女性ユーザーが7割、男性ユーザーが3割程度ですが、最近は男性も暑いのが嫌だと気にされる方も多くなってきました。
気になる方は、是非一度ご連絡ください。