最近コーティングメンテナンスに関しての質問が多いので、動画付きで説明いたします。
コーティングメンテナンスで勘違いされているのが、「メンテナンス=撥水」だと思われている事。
実は違うんです。
他社様で、そのような事をホームページに書いてあるとの事ですが、弊社の考え方は違います。
質の良い、皮膜の厚いコーティングに関しての説明になりますが。
まず、汚れないコーティングなど存在しません。
どんなコーティングでも、汚れは蓄積されていきます。
特に冬季間撒かれる塩カルによって、コーティング表面は傷んでいきます。
その傷んだ表面には、汚れが溜まります。
コーティングをして、一冬越した後に洗車すると、タイヤハウスの後ろ側が、撥水しなくなってる事に気付くと思います。
ウエストライン上部は撥水するのに、下部は撥水しない。
これは、汚れの蓄積なんですね。
この汚れを、簡単に失敗なく落とすことができるのが、専用のメンテナンスクリーナーになります。
このメンテナンスクリーナーは、2種類用意してあり、撥水コーティングを施工してある車には、撥水メンテナンスクリーナー。
親水系のコーティングを施工してある車には、親水メンテナンスクリーナーを使います。
どちらも失敗なく仕上がりますね。
さて、投稿した動画ですが。
鉄粉処理だけしてある状態です。
これをまず洗車します。
動画の最初の辺りです。
洗車してみても、ウエストライン上部は撥水してますが、下部のタイヤハウスの後ろ側は、全く撥水せず、親水状態ですね。
この状態で余分な水分を飛ばすために、エアブローします。
次に白いマイクロファイバーに付けた黄色い液体は、酸性クリーナーになります。
この酸性クリーナーは、塩カル等でこびりついた汚れを分解します。
時間が勝負です。
失敗すると、コーティングを傷めます。
適切な時間で反応させた後に、水で流すと。
不思議ですね。
撥水してますよね?
ただし、コーティングの表面は傷んできてますので、ビジュアルの良い撥水ではありません。
が、汚れを落としさえすれば、正しい皮膜の厚いコーティングは、撥水するんですよ。
撥水をシリコーン入りのカーシャンプーに頼る必要も無いです。
このように、蓄積された汚れを落とし、本来の撥水を復活させるのが、コーティングメンテナンスなんです。
コメント欄に、この酸性クリーナーで復活した部分に、他社で行ってる撥水シャンプーを塗った動画を載せておきますね。
もちろん簡単に撥水させるために、撥水シャンプーを使う事は否定しません。
むしろ推薦します。
ただ、コーティングメンテナンスは、溜まった汚れを落とすんだという事と、本来の撥水コーティングは、汚れを落としさえすれば、シリコーンシャンプーに頼らなくても撥水するんだという事とを、覚えておいてくださいね。
そして専用のメンテナンスクリーナーは、汚れも落とし、傷んだ表面を補修してくれる物だという事も、覚えておいてくださいね。
https://www.facebook.com/formershine/videos/325323238026066/?t=27