JB23Wに限らず、最近の自動車のヘッドライトレンズは、紫外線による劣化が激しいですね。
今回入庫のジムニーも、相当劣化しておりました。
角度を変えてみてみましょう。
ハードコート層の黄変、また紫外線によるひび割れ。
ライトを点灯した状態です。
ライトを点灯すると、ひび割れが凄いことがわかります。
平成27年9月から、車検時のヘッドライトの検査方法が変わりました。
すれ違い前照灯(ロービーム)での検査になりました。
このくらいライトが劣化してると、車検には受かりません。
ではこのライトを、リペアしていきましょう。
サンディングです。
このくらい劣化したライトだと、#600番のペーパーから始めます。
#600、#800、#1000、#1200、#1500、#2000、#3000
と、徐々にペーパーを細かくして研磨し、完全にライトのハードコート層を削り取ります。
#3000までペーパーを当てると、コンパウンド処理が不要なくらい透明度があがります。
その後、ポリッシュ処理し、脱脂して、ハードコート層の変わりに特殊コーティングします。
但しこのライトは、ハードコート層の下の、レンズそのもののポリカーボネートそのものにまでクラックが入ってた為、
ライトを点灯させるとわかりますが、少しクラックが残りました。
これ以上の処理は、新品交換しか方法がありません。
近づいて角度を変えるとよく見えます。
しかし、これだけクリーニングすると、車検にも問題ないですし、当方のコーティングは、
約10ミクロンと、純正のハードコート層より厚く仕上がってますので、しばらくはこの状態を保ちます。
市販品などで、ヘッドライトレンズクリーナーとかありますが、レベルは違いますよ。
ポリカーボネートまで侵されていないライトは、新車同様になります。
表面をただ磨くだけの処理とは一味違う技術を、体感してみませんか?
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